作成日:2026/02/28
【実はそこがカギだった!? 採用・定着実学 Vol.1】求人票はラブレター?― 想いが伝わる求人の書き方
【実はそこがカギだった!? 中小企業の採用・定着の実学 Vol.1】
全24回にわたり、中小企業の採用・定着に関する「意外なカギ」を取り上げ、実務に役立つヒントをわかりやすくお伝えしていきます。セミナーや本では聞けないような切り口も交えながら、「なるほど!」と思える気づきをぜひ日々の経営に役立ててください。
≪第1回 求人票はラブレター?― 想いが伝わる求人の書き方≫
「せっかく求人を出したのに応募が来ない…」
ある経営者はため息をつきました。給与も相場並みに設定しているし、休日もしっかりある。それなのに応募はゼロ。
理由は単純です。求人票が「条件の羅列」にとどまっていたから。応募者から見れば、どの会社も同じように映り、応募するきっかけが見つからないのです。
求人票は、ただの条件表ではなく「一緒に働きたい」と思ってもらうための“ラブレター”。条件に加えて「なぜ来てほしいのか」をしっかり伝えることが大切です。
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◆求人票に盛り込みたい3つの視点
1. 条件よりも「想い」を伝える
求人票には、会社が「どんな人と一緒に働きたいのか」を明確に書くことが必要です。
•「地域に根差して一緒に成長してほしい」
•「未経験でも挑戦する意欲を重視したい」
など、背景や気持ちを表す一文があるだけで応募者の心に響きます。条件は他社と大差がなくても、想いがあると差別化になります。
2. 求職者が知りたい“日常”を具体的に書く
求職者が本当に気にしているのは「働く自分が想像できるかどうか」です。
•一日の仕事の流れ
•チームの雰囲気
•上司や先輩のサポート体制
こうした情報があれば「ここならやっていけそうだ」と安心感につながります。逆に「仕事内容:その他雑務」だけだと、不安だけが増えてしまいます。
3. 「会社らしさ」を表現する
条件や仕事内容は似ていても、「会社らしさ」には必ず違いがあります。
•社長や社員の人柄
•小規模だからこそのスピード感
•地域とのつながりや社会的な役割
こうした要素は、他社にない魅力として応募者の記憶に残ります。「誰と働くのか」「どんな空気感なのか」を伝えることが、応募者にとって一番リアルな判断材料になるのです。
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◆すぐに使える!求人票セルフチェックリスト
•条件だけでなく「なぜ来てほしいのか」が書かれているか?
•一日の流れや職場の雰囲気など、日常のイメージが伝わるか?
•他社にはない「会社らしさ」をきちんと盛り込んでいるか?
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◆おわりに
求人票は「条件表」ではなく「会社からのラブレター」です。想いや日常の具体像、会社らしさを伝えることで、応募者の心を動かす求人票になります。ぜひ一度、自社の求人票を読み返して「伝わっているかどうか」をチェックしてみてください。
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*次回は「面接はお見合い?」という視点から、相性を見極めるための質問の工夫についてご紹介します。きっと「なるほど!」と思っていただける内容ですのでお楽しみに。



















