作成日:2026/07/16
【実はそこがカギだった!?採用・定着実学 Vol.12】「ありがとう」が人を残す― 承認文化の作り方
【実はそこがカギだった!? 中小企業の採用・定着の実学 Vol.12】
全24回にわたり、中小企業の採用・定着に関する「意外なカギ」を取り上げ、実務に役立つヒントをわかりやすくお伝えしていきます。セミナーや本では聞けないような切り口も交えながら、「なるほど!」と思っていただける気づきを日々の経営にお役立てください。
≪第12回 「ありがとう」が人を残す― 承認文化の作り方≫
先日、とある介護事業所の管理者から、こんな相談がありました。
「給与や休みの条件は整えているつもりなんですが、それでも人が定着しないんです……。何が足りないんでしょうか」
詳しく話を聞いていくと、業務は忙しいものの、職場として大きな問題があるわけではありません。
ただ一つ気になったのは、「日常的な声かけが少ない」という点でした。
実は、社員が会社に残るかどうかを左右する大きな要素の一つが、【承認】です。
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■ 承認が人のモチベーションを高める
人は「自分の存在が認められている」と感じたときに、安心し、意欲が高まります。
逆に、
・頑張っても何も言われない
・できて当たり前と思われている
・評価されている実感がない
こうした状態が続くと、徐々にやる気を失っていきます。
特に中小企業では、一人ひとりの影響が大きいからこそ、
【見てもらえている実感】がモチベーションに直結します。
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■ 「ありがとう」を仕組みにする方法
「感謝は大事」と分かっていても、忙しい日々の中でつい後回しになりがちです。
そこでポイントになるのが、【意識ではなく仕組みで回す】ことです。
たとえば、
・1日1回は誰かに声をかける
・小さなことでも「ありがとう」を口にする
・良かった点をその場で伝える
・朝礼やミーティングで良い行動を共有する
特別な制度は必要ありません。
日常の中で【承認の機会を増やすこと】が重要です。
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■ 感謝が連鎖する職場づくり
「ありがとう」は、一方通行ではなく、広がっていくものです。
上司が部下に感謝を伝えることで、
部下同士でも「ありがとう」が自然と出てくるようになります。
こうした環境ができると、
・職場の雰囲気がよくなる
・協力し合う関係が生まれる
・働くこと自体が前向きになる
つまり、【感謝が文化になる】ことで、定着しやすい職場ができあがります。
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ここで一度、考えてみてください。
【最近、社員に「ありがとう」を伝えていますか?】
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■ まとめ
給与や制度も大切ですが、
人が会社に残る理由の一つは「ここで認められている」と感じられることです。
「ありがとう」という一言は小さなものですが、
その積み重ねが、職場の安心感と信頼関係をつくります。
承認は特別な施策ではなく、日常の中でできる最も効果的な定着施策です。
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次回は
≪第13回 ブラックと呼ばれないために― 法令順守の初歩チェック≫
をテーマに、知らないうちにリスクになりやすい労務管理のポイントを整理していきます。
「うちは大丈夫」と思っている方ほど、一度確認していただきたい内容です。
ぜひ次回もご覧ください。



















