作成日:2026/09/24
【実はそこがカギだった!? 採用・定着実学 Vol.17】採用は営業活動?― 「会社のファン」を増やす発想
【実はそこがカギだった!? 中小企業の採用・定着の実学 Vol.17】
全24回にわたり、中小企業の採用・定着に関する「意外なカギ」を取り上げ、実務に役立つヒントをわかりやすくお伝えしていきます。セミナーや本では聞けないような切り口も交えながら、「なるほど!」と思っていただける気づきを日々の経営にお役立てください。
≪第17回 採用は営業活動?― 「会社のファン」を増やす発想≫
先日、とある設備工事業の社長から、こんな相談がありました。
「求人を出しても応募が少ないんです。同業他社も人手不足なので仕方ないとは思うんですが、何かできることはないですかね?」
詳しくお話を聞いていくと、求人は出しているものの、それ以外で会社の情報を発信することはほとんどないとのことでした。
実は、今の採用市場では「募集をかける」だけでは人が集まりにくくなっています。
そんな中で重要になっているのが、【会社のファンを増やす】という考え方です。
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■ 採用は会社を売り込む活動でもある
商品やサービスを販売するとき、多くの企業は自社の魅力を発信します。
ところが採用になると、
「募集しているので応募してください」
だけになってしまうケースが少なくありません。
求職者は応募する前に、
・どんな会社なのか
・どんな人が働いているのか
・自分に合いそうな職場なのか
を知りたいと思っています。
つまり採用活動も、ある意味では【会社を知ってもらう営業活動】なのです。
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■ ファンを増やすコミュニケーション術
会社のファンを増やすために、難しいことをする必要はありません。
たとえば、
・ホームページで会社の日常を発信する
・SNSで職場の雰囲気を伝える
・社員のインタビューを紹介する
・地域イベントに参加する
こうした取り組みを通じて、
「なんだか雰囲気が良さそうだな」
「この会社、ちょっと気になるな」
と思ってもらうことが大切です。
採用活動は求人を出した瞬間から始まるのではなく、
【会社を知ってもらうところから始まっている】のです。
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■ ファンづくりが採用力を高める
ファンが増えると、採用にも良い影響が生まれます。
たとえば、
・求人を見たときに応募されやすい
・社員紹介につながりやすい
・入社後のギャップが少なくなる
会社のことをある程度理解したうえで応募してもらえるため、ミスマッチの防止にもつながります。
また、
「この会社で働いてみたい」
という気持ちを持った人が集まりやすくなるため、定着率の向上も期待できます。
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ここで一度、考えてみてください。
【あなたが求職者だったら、自社で働きたいと思いますか?】
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■ まとめ
採用は単なる募集活動ではありません。
これからの時代は、求人条件だけで人が集まるとは限りません。
だからこそ、
【会社を知ってもらう】
【会社のファンを増やす】
という視点が重要になります。
小さな発信でも構いません。
まずは、自社の魅力を一つでも多く伝えることから始めてみてはいかがでしょうか。
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次回は
≪第18回 定着は福利厚生だけじゃない― 仕組みと文化で支える方法≫
をテーマに、社員が長く働き続けるために本当に必要なものについて考えていきます。
「福利厚生は頑張っているのに離職が減らない……」という方は、ぜひ次回もご覧ください。



















